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2014年6月 9日 (月)

月曜日の愉しみ

できるだけ積極的にいろいろ読もうとしてるけれど、時々、好きな本だけを読みたくなる。

今日はそんな日。

春学期も折り返し地点を越え、ちょっと疲れが出たのか今日はお昼まで寝てしまう。でも生活のリズムは崩したくないので、遅い出発になったけど今日も某図書室で本を読む。

ほんとは"A Visit from the Goon Squad" (2011年ピューリッツァー章受賞作品)を今読んでるんだけど、なんだかそういう小難しいのを読みたくなくて、大好きな "From the Mixed-up Files of Mrs. Basil E. Frankwiler" を再読。心に残った言葉たちをもう一度、たいせつにたいせつに、なぞるように。

他の誰も知らない、私だけの秘密があれば、それだけで私は特別になれる。

・・・そんな瑞々しい気持ちを思い出させてくれる。

私だけの秘密を創り出すためにクローディアは弟と家出をするんだけど、その逗留先がNYのメトロポリタン博物館(MET)。中世フランスの家具をベッドに したり、ギリシャの棺をクローゼットにしたり、噴水をシャワーにしたり、守衛の目をくぐりぬける手腕はお見事。[昨年METに行った時、うっかりクロー ディアの足跡をたどるのを忘れて地団駄ふんだ。いつか絶対もう一度行くんだ!と心に決めている。]

最終的にクローディアはとても素敵な秘密を手に入れる。

Mrs. Frankwilerの視点で語られるこの本は、想像・類推しながら読むいい勉強にもなるので是非学生にも読んで欲しいと思う。今の私が読んでもとても気 持ちのいい読後感の本。今でも好きな箇所を読むと、綴られている言葉たちに慰められて、ため息が出ちゃう本。私の年齢でも十分読み応えがあるけれど、対象 年齢(8−12歳)の女の子が読むととーってもいいんじゃないかなぁって思います。1968年ニューベリー賞受賞作品。邦訳は『クローディアの秘密』。

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雨上がりのクチナシと、キャンパスの何気ない一コマ。

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2014年6月 2日 (月)

今日は授業がない日なので

月曜日は私の日曜日。

でも明日の授業の準備があるのでキャンパスへ。仕事を済ませたら、某施設の図書室で一緒に携えて行った本を読む。A Visit from the Goon Squad。大分前に買ったんだけど、他に優先して読むものがあって、ようやく今ページを開くことができた。2011年度ピューリッツァー賞受賞作品。不思議なことに少し前にアップした(児童文学と分類される)Kenneth Grahamの本よりも英語は易しいので読みやすい。

目標にしてるページまで読み終えた後、建物裏の緑と光がきれいなので写真にとる。

Campushikari

帰宅後、派手にこぼしてしまったコーヒーの染み抜きをすべくお洗濯した後(大変だった)、ほぼ10ヶ月ぶりで最近再開した私の親友、フルートを手に取る。音の立ち上がりがとてもよいモデルなので首に優しい。

10ヶ月前との大きな違いは、左側首の前面〜腕にかけての変ないたみがなくなり、普通の筋肉痛になっていること。とても嬉しくなる。まだ週に1−2回、一回の練習時間は15分ほどが限度だけど、少しずつ体が強くなるといいな。

さらっているのはシューマンの『ロマンス第2楽章』(こっちはおさらい)とバッハの『フルートソナタBWV1034アルマンド』。独学でのバッハなので仕上がりは怪しいものになりそうだけど、レガート感に気をつけつつ。10ヶ月お休みしてる間に首周り、口周りの筋肉が大分変わってしまったので、新しく造り直すつもりでね。

Mybestfriend



2014年5月10日 (土)

Kate Greenawayの『窓の下で』

ナーサリーライムに挿し絵がつけてある。
これも母校が大学に吸収された時に図書館からいただいてきたもの。


Kategreenawaytitle


Kategreenaway2

                    このモチーフでいつか絵を描いてみたい。

Kategreenaway3

        学校が終わるとうれしいのは何処もおなじですね。

2014年5月 3日 (土)

GW中は

土曜日でも空いてるだろうとふんで美容院へ。ビンゴ。髪を切ってもらってさっぱりして、午後はなんだか疲れていたので昼寝。たぶん新学期疲れ。

疲れていると無性に何か食べたくなる。なんでだろう。今日の午後は食べる&寝る&読む。・・・幸せなことですね。

今、故マザー・テレサの書簡と祈りを基に、彼女の心の深淵を描き出した本を読んでいる(タイトルはCome Be My Light)。生前の報道やご本人の講演からは窺い知れなかった心の深淵の苦悩がわかり、震えがくる。苦悩に振り回されるのではなく、苦悩でさえ光の源と捉えようとする姿には胸を打たれる。

本人がしたためたものに著者が説明するのはいいけれど、同じ事の言い換えが多く、ちょっと読むのがしんどい部分もあり。

触発されることの多い本。それぞれの人に必要な言葉は、ある意味その人がその時々に紡ぐのだなぁと思ったり。

2014年5月 1日 (木)

内田樹氏の『修業論』を読んだ。
以下、ブクログにアップしたレビューを多少修正加筆して、こちらにも。
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予想に反して深いテーマを論じている本だった。『修業論』なんてタイトルの上に新書版で薄い本だから、内田氏の経験談で息抜きで読めるかと思っていたらと んでもない。和洋様々な思想を援用して自身の哲学を論じていらっしゃる。氏の専門であるレヴィナスはもちろんのこと、ラカン、おそらくフーコーも。

読んでいるうちに、いつの間にか著者の言葉と知識の遣い方の妙と氏の洞察力に惹き込まれていた。やっぱりなー。こういう思考を出来る人が学者になるんだなぁ、としみじみしながら。

ちなみに氏は フランス哲学専門の元大学教授ですが合気道歴も40年、ご自身の道場まで建ててしまわれた。

様々な理論をつかって自身の理論を打ち立てられる人はどなたも碩学。内田氏ももちろん。守備範囲がものすごく広い。司馬遼太郎まで読破してるのねえ。若い頃(10代の頃)からの蓄積の大切さを突きつけられた気もしました(・・・→あまり勉強熱心とは言えなかった私が持っていないもの)。

「敵=対戦相手ではない」という考え方、「広義で言えば、『敵』とは『私の心身のパフォーマンスを低下させる要素』」であり、それを最小化させるスキルの 巧拙が「無敵」や、瞑想とは生き延びるために他者(広く自然や社会等も含め)との関連を「額縁」という言葉で捉え、「額縁をずらす」ことが生き延びる鍵であるという考え方には強く共感を抱いた。美術館で額縁が見分けられなければ、壁の模様を見ているのか絵を見ているのか分からない訳で、これは私にとって非 情に示唆に富んだメタファーでした。

確かに。たとえば「何があっても動かない」ことが生きる上での額縁である場合、もしそこに飛行機が空から墜落して自分の頭上に突っ込もうとしているとしたら、もうそれで人生は終わってしまう。敵が上記のようなものであれば、この場合は敵は飛行機で、自分の「動かない」っていう額縁をずらさないと「心身のパフォーマンス」ところか生命がなくなってしまう。

これまでの私自身の経験に準えたとき、大きな大きな心の姿勢のヒントがもらえた本でした。

この本との出逢いに感謝。

そして4年後ーーいや今、これからのーーー自分の身の振り方について、再度じっくり考えているところ。

2014年4月27日 (日)

古き佳き英国の

Lesson Book絵本。日本でもよくある数や言葉の学習のための絵本。

質問が筆記体で書かれているのが素敵です。

         表紙はこんなふう。

Titlepage

         中も一部公開。

Classroom

         よく昔のアニメ(『赤毛のアン』)なんかに出て来た学校の風景。
         筆記体の部分が質問項目です。

Girlsandboysplaying

         男の子の遊びと女の子の遊び。


Bathing

                   沐浴後の風景。

Botanicals

                    植物に関する質問もあります。

母校の短期大学が大学と合併したため図書館の本も処分されることになりました。それに先立って関係者および学生に「欲しい本はお持ちください」という時期がありました。その時、「こんな素敵な本が校舎もろとも壊されるなんてイヤだ!」と連れて帰って来た本の一冊。

私にとっては母校の大切な思い出の本となりました。

2014年4月13日 (日)

SONYのCMで流れてたこの曲

http://www.youtube.com/watch?v=RcX5ahXbU-M

夫(B)に「1980年代でいい曲はないか?」と訊かれ、Youtubeを探してみた。テリー・デザリオの"An Overnight Success"。

 

ちゃんとあるんですね〜。この曲について述べてるブログもけっこうあったし、私と同世代の人たち(当時私は短大生だった)にはインパクトが強い曲だったのではないかしらん。聴いてる間、懐かしくって仕方がなかったのと同時に、「あぁ、こういう曲が好きだったんだ。若かったなぁ」と思ったことよ。

 

上のYoutubeのリンクは埋め込みリンク無効でしたので、Youtubeサイトでお楽しみくださいませsun

2014年3月22日 (土)

春そぞろ歩きその他

梅を見に行ってきました。見頃は少し過ぎていましたが、きれいでした。

梅の香りも満喫。


Ume1



Ume3


ここには鶏の孵卵を見る事ができる施設があります。

Piyo1

ガラスケースの中で生まれたてのコたちが沢山。カメラを向けるとちょっと目をあけますが、またすやすや。


Piyo3

                          考え中?

Pyob

たくさんいます。でも生まれたて。歩く動作もよったよった、どっこらしょ。足下がおぼつかない。

卵から孵化する様子も見られます。くちばしだけ卵の殻から覗いていたり、頭だけ出ていたり。思わず「がんばれ!」と声をかけてしまう。出てきたばかりのコはびっしょり、しっとり。これが乾くとふわふわに。

土曜日はひよこを手に乗せることもできるのです。時間限定だけど。

久しぶりに会った友達と沢山おしゃべりして、なんだかすっきり。

ここからは違う話。たたみます。

 

続きを読む "春そぞろ歩きその他" »

2014年3月20日 (木)

ここ1年ほど

特に、8月以降、ひきこもるようにして本を読み続けてきた。

目標(いえ、夢)は一日一冊だけど、まぁ、平均して週2−3冊といったところ。春休みはさぞかしさくさく読むだろう、と思っていたら、他の誘惑があったりしてやっぱり週2冊が平均。

昨年から大学非常勤講師の継続勤務年限が定められたことで、いろいろ考えていた。今は応募するにも業績と資格(博士号あるいは博士課程満期退学)が厳しくなってるから、もう一度大学院に戻ろうか、とか。いっそのこと留学しようか、とか。

色々と考えてみた。

よくよく考えると、私の専門は純粋に文学ではないと思う。むしろ通訳翻訳のほうが多分今でも得意。ただし大学という枠内で考えると理論が必要になってくるけれど、私は実践もしくは教室内の実践ならモノは言えるけど。うーむ。文学なら得意範囲は絶対的に児童+YA文学。英語音声表現についてもここ数年勉強してきて、教室内で実践している。

さーて、これらをすべてかき集めて学際的な研究ができるだろうか?

とか色々考えて、ちょっと色気だして通訳理論も読んでみたし(セレスコヴィッチはやはり素晴らしい!)、英語学(レイコフ・・・人生はメタファーだ!これは大変おもしろく、ためになります。専攻を問わず)の本も数冊よんで見て、そして・・・。

めんどくさくなった。

仕事を得るために大学院に入るのはどこか本末転倒な気がする。やはり「研究したい!」ものがあって学び舎へ・・・というのが正道だと思う。

なので、8月以降、好きなものをひたすらひたすら読んできた。

そしたら、私が注目する作家さんにはある共通点があることが分かり、その共通点はTolkienのThe Lord of the Ringsその他作品であることが見えてきて。

他の本と並行して、それも読みました。あぁ、長い旅。Tolkienの研究者になるつもりはないけれど、読み終えた時のあの何とも言えない気持ち。長い長い旅を終えたみたいだった。今でもちょっぴりRingロス(「あまロス」という言葉が去年は聞かれましたね。その真似)。きっとまた立ち戻ることでしょう。愛しい世界(my precious!・・・ゴラムではありませんが)。

実際に読んでみて、私が今注目してる著者の作品への上記作品の影響がすごーくよくわかった。批評を読んで「ほー、へー」と思うのと、あの壮大な世界を実際に自分で体感した後の理解は全く違う。

だから古典と言われるものは大切なのですね。

まだ読んでない古典児童文学も沢山ある。

「積読」はかなり消化中だけど、消化する傍ら買い足すものだから、永遠に「積読」は続きそう。

そうやって今はとにかく読む事を大切にしてる日々。

気が乗らない日もあるし、本に疲れる日もあるけれど、disciplineって大切ね。とにかく朝起きたら1−2時間を本に費やすと、前日疲れて「うだ〜」としたくなってもなぜかリズムができあがる。

専門をどうするとかなどは考えず、目の先にニンジンぶら下げない状態で、ただただひたすら興味の赴くままに読んで行くと、何か線のようなものが見えてくる。それがこの先にどうつながるかは私にもわからない。

そうやって読んで行くと、物語とは別に今の私が必要とする言葉が全ての本に出てきて、言葉のひとつひとつがとても愛しくなる。

2014年3月13日 (木)

Reason, Season, or Lifetime Friends

下は、数年前にある社会人講座(英語音声表現の講座)でいただいたテキストのひとつです。

大好きな詩のひとつで、折あるごとに心に浮かんでくるもののひとつ。

Googleで検索してみたらエンヤがこれに曲をつけて歌っていることが分かりました(↓)。

)


ーーーーーーさて、上の歌詞は多少原詩とは違うので下に載せます。

Reason, Season, or Lifetime

People come into your life for a reason, a season or a lifetime.
When you figure out which one it is,
you will know what to do for each person.

When someone is in your life for a REASON,
it is usually to meet a need you have expressed.
They have come to assist you through a difficulty;
to provide you with guidance and support;
to aid you physically, emotionally or spiritually.
They may seem like a godsend, and they are.
They are there for the reason you need them to be.

Then, without any wrongdoing on your part or at an inconvenient time,
this person will say or do something to bring the relationship to an end.
Sometimes they die. Sometimes they walk away.
Sometimes they act up and force you to take a stand.
What we must realize is that our need has been met, our desire fulfilled; their work is done.
The prayer you sent up has been answered and now it is time to move on.

Some people come into your life for a SEASON,
because your turn has come to share, grow or learn.
They bring you an experience of peace or make you laugh.
They may teach you something you have never done.
They usually give you an unbelievable amount of joy.
Believe it. It is real. But only for a season.

LIFETIME relationships teach you lifetime lessons;
things you must build upon in order to have a solid emotional foundation.
Your job is to accept the lesson, love the person,
and put what you have learned to use in all other relationships and areas of your life.
It is said that love is blind but friendship is clairvoyant.

— Unknown

訳は・・・You Tubeの画像に流れてくるのでそれを参考にしてくださいませbleah

歌にするため、多少原文と違うところはありますが、大きなメッセージは同じです。

かいつまんで書くと、人生で出逢う友には三種類ある。

season -- ある一定の時期に、人生を共有するためにやってきてくれる人。でも、その時期が終わると離れる関係。
reason -- 何らかの理由があって(大抵は私にーー多分お互いに?ーー何らかのニーズがあって)知り合い、人生を共有するけれど、その理由がなくなると離れるもの。

Lifetime -- 人生の友。

でも、すべての出会いにはそれぞれの意味がある、そんな詩です。

これと同時に渡辺和子氏(シスター渡辺)の「どんな人にも100%信頼せず、(あなた/私を)失望させたり傷つけたりする可能性があるという10%の余地を残しておく」という意味の言葉(原文は少し違うと思う)も同時に思い出す。

たしかに100%べったり(心理的に)寄りかかられたらきっと大変だと思う。私だって困る。

考えのぐるぐるにはまりそうになったとき、ふと上の言葉たちを思い出して、心が穏やかになるのです。

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